2008年11月23日

先入観をコントロールする

前回のエントリで先入観を捨てることの重要性を述べたのですが
今回は逆に先入観をうまくコントロールすることについてのエントリです。

以下の文を読んで頂きたい。(第一印象の先入観)

機密情報を扱う米国CIAの存在が今回のイラク戦争や同時多発テロで注目されて います。そのCIAの情報分析の基本は先入観を持たないことだと言われています。 一度ひとつの考えに囚われてしまうと、他の情報がまったく目に入らなくなり、 客観判断が難しくなるからだそうです。

それだけ人間は先入観で相手や出来事を見てしまいがちなのです。人間関係で は、一度悪い印象を持たれてしまうと、それを変えるのには多くの労力が必要 になります。私たちは一度悪い印象を持った相手を避けがちになります。 だから、特にビジネス現場では、自分の評判に気を使うとともに、初対面の方 に良い印象を与える注意が必要になります。 

どうでしょうか?

前回のエントリからもこの上の文からも、そしてあなた自身の経験からも先入観というものは人を判断するにあたって重要なファクターであることは異論はないでしょう。

ということは人が抱く先入観を逆手にとることが出来れば世の中を上手く乗りこなすことができるのではないでしょうか?

もしかしたら、あなたの大好きなあの子を振り向かせることができるかも。
もしかしたら、あの気難しい取引先の中年男性に興味を抱いてもらえるかも。

色々といいことが起こりそうな気がしませんか?
ではどうすれば先入観をコントロールできるのだろうか?

一番重要なのは相手の価値観を知ること。

相手はどんな国、どんな社会、どんな性別、どんな学校などと言った文化を持っているのか。
それを知らず相手の先入観をコントロールすることはできないでしょう。

要は相手が何が好きで何が嫌いか。
これを知っていることが相手の先入観をコントロールできるキーになる。

明日から身近な人の先入観をコントロールする所から試してみてはいかがでしょうか?

2008年11月22日

先入観を捨てること

どうも。
僕はディスカバリーチャンネルをこよなく愛しています。

その中でもサバイバルグルメという番組があるんだけど、
なかなかハードコアな内容で結構気に入ってます。

ベアという男が自然の中で生き延びるためにはどうすればいいかをレクチャーしてくれる番組なんだけど
何がハードコアってその内容。

ベアが連れていってくれるのは自然の台所。
もし目の前にあるものが自分の命を救うなら迷わず食べなければならない。
自然の中で生き延びるには、自分の先入観や偏見を捨てなければならないことを彼は知っているのだ。
ラクダの胃から出てきた液体やゾウの排泄物を口にし、カエルや7cmもあるカブトムシ、ヤギの生の睾丸など何でも食べなくては、サバイバルすることなどできないのだ。

ベアにとっては、ラクダのこぶにある脂肪さえもご馳走になる。

一時間のほとんどを顔をしかめていなければ見れないんだけど、
万が一僕も自然の中で生き抜いて行かなければならない状況になった時の為に見ておくことにしています。。

ベアはこの番組の中でよく先入観を捨てろと教えてくれる。(まぁ彼の言う先入観とはどんなグロテスクなものでも食べてしまえば同じだし生きて行かなければならないからしょうがないということなんだけど)

前置きが長くなったけど今日は先入観についてのエントリ。

先入観を捨てるというのは難しいですね。

長い間、同じ価値観の中で過ごしていると一つの考え方に染まってしまう。

異なる考え方をする人に対してすぐに反発を覚えるようになってしまう。

同じ国、同じ社会、同じ性別、同じ学校。各々がそれぞれの価値観を持っている。
社会に対して順応性の高い人間ほどその価値観に順応して生きようとするでしょう。

別にそれ自体は悪くない。

ただ、違う国、違う社会、違う性別、違う学校といった全く違った価値観を持った人間と接する時。
そんな人たちに意見を主張されたときに「それは違うやろ」という強い反感を抱くことがあるのならば
それはおそらく先入観という落とし穴にはまってしまっているのではないでしょうか。

そもそも面白いのが、「どうして自分の持っている価値観が絶対に正しいと言い切れるのか」
なぜ相手が間違っていると判断してしまうのか。その根拠は?

今までの教育や取り巻かれていた環境?
そんなものに何の信頼性かあるのだろうか?

もっとオープンマインドになれば、異なる意見を主張する人がいても先入観を抱くことなく、意見に耳を傾けられるのでは?

なぜこの人はこんな意味不明なことを言うんだ?どうしてそんな行動を取るんだ?
気になる。理解したい。

こういったことを積み重ねていけば、自分の価値観がどんどん増えていく。
価値観を増やすということはより多くの世の中を理解し、より多くの社会と繋がっていけるということではないか?

こんなにメリットばかりしか見えないものになぜ誰も取り組もうとしないのか?
恐らく辛い、痛い、しんどい、そして怖いからじゃないかな?

自分と同じ価値観を持つ組織の中にいるのは物凄く気持ちイイ。
そこから抜け出すということは丸腰で戦場へ挑むようなものなのかもしれない。

でももし真実を知りたいならば、成長したいならば、丸腰でも戦場に挑まなければならないのかもしれない。

倫理学者のジェームズ・レイチェルズは「真実を知りたければ心をオープンにしろ」と言ったそうな。

自分の考えと異なる意見を言う人がいても、すぐさま反発しない。

反発したくなったら、その根拠をじっくりと考える。


心をオープンに持つのだ。

2008年11月19日

クリエイティブな失敗

「一つ失敗すると一つ成功に近づくんだよ。」
これは僕が最後に受けた企業の最終面接で副社長さんに言われた言葉。
(落ちたけど)

ただ失敗をしてしまうという事はとても怖いことでもあれば、時にリスキーでもある。

しかし、僕は失敗こそが成功への近道だということを信じている。
というか失敗ばかりの人生なので信じたいと卑下してみたりね。

かのマクドナルドの創業者も三回ファーストフード店を立ち上げて三回倒産した後にマクドナルドで成功したらしいし。
(曖昧な記憶だけど)

そんなことを考えながらネットサーフィンをしているとあるブログに出会いました。
そこに失敗についての面白い記事があったので紹介したいと思います。

それは「15のクリエイティブな失敗プラス1」

Funny  Mistakes
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如何でしたか?

最後のスライドの皮肉っぷりがユーモア溢れていてGoodですね。

2008年11月11日

金魚の謎

どうも、先日友人と団欒をしていた際に
金魚には胃がない」ということを生まれて初めて知り衝撃を受けました、長谷川です。

あまりにも衝撃的だったので詳しく聞いていくと胃がないのは金魚だけではなく、フナ・コイ等のコイ科全般の特徴だそうな。

それじゃあ一体奴らはどうやって食べた餌を消化するんだ?
調べてみると奴らは胃の代わりに腸が胃の働きをしているらしい。

しかし腸しかないが故に、常に腹が空いてる状態らしい。
そんな常に腹が減ってる状態なのにも関わらず餌は一ヶ月ぐらい与えなくても死なないらしい。

謎すぎる・・・金魚・・・

ちなみに僕は金魚がもともとフナだったということも知らなかったんだけど
どうしてあの地味なフナが真赤な金魚になったのか。

目ん玉が飛び出してたり、赤かったり、黒かったり、
奇形みたいな身体をしているような謎な生物金魚に興味を抱いたわけだ。

そこで金魚の歴史を調べてみた。

金魚のルーツは、中国の長江流域。

その辺りでもっともポピュラーな魚は、銀色のフナだったそうだ。

それが約1600年前、ここで一匹の赤いフナが見つかった。


村人は赤いフナを神のつかいだと信じ、宮廷に献上する。

それから500年、代々宮廷に受け継がれてきた赤いフナの子孫がさらなる進化を遂げていく。

尾が二つに分かれ、一層華やかな姿に変わったのだそうだ。

人々はこれを、金運をもたらす魚、チンユイと名付けた。


金魚が、日本に渡来したのは室町時代。 

江戸時代には、

すでに広く庶民にまで愛される存在になっていた。


これが金魚の歴史だそうだ。


そしてここからが金魚のあの謎すぎる姿形を解き明かす文となる。
(ここまで読んでくれている人は一体どれだけいるのだろうか・・・)

左の絵を見ていただきたい。(小さくて見にくいが)

絵の中の人物が覗き込んでいるのは、大きな焼き物の器。

現在のようにガラスの水槽が無かった時代、人々は常に金魚を上から鑑賞していた。

これを「上見(うわみ)」と言い、

中国で誕生して以来、金魚は「上見」にふさわさしい形に改良されてきたのだ。



おなじみのデメキンも、上から見たときのおもしろさを追求して改良された金魚。

飛び出した目が、中国の皇帝のシンボルである龍を彷彿とさせることから「龍晴(りゅうせい)」とよばれ、珍重されてきたそうだ。

 

そして左の画像だ。(今度はでかすぎるな)

これは、究極のデメキン頂天眼(ちょうてんがん)。
デメキンの目玉を上から見たいと考えて作られた金魚。


何代にも渡って、小さな穴を開けた瓶の中で育てられてきたため、こうなったそうだ。



・・・・


僕には金魚の良さはよく分からない。

この頂天眼などただの奇形魚にしか見えないし、どちらかというと気味が悪い。


そしてほぼ上しか見えないであろうその姿に深い憐みを感じてならない。


突然変異の赤いフナさえ現れなければ、

もしくは人間の手に侵されたのが運の尽きだったと思うしかないのであろうか。



2008年11月6日

コミュニケーションをデザインするための本

「コミュニケーションをデザインするための本」という本を読みました。

僕は広告業界に携わる人間ではないですが、この本はとても面白かった。
広告業界に興味を持っている就活生は読んでおいて損のない本だと思います。
というか読んでください。

少し紹介させて頂きますが、この良さは読まないと分からないと思うので是非買ってじっくり読んでください。

著者の岸勇希さんは電通で「コミュニケーション・デザイナー」という役職をおり、
自ら手がけた事例をベースにコミュニケーションデザインとはなんぞやと紹介してくれています。(永谷園の「ミス冷え知らず」や、ワールド通商「求む天才」、フマキラーの「一発命虫キャンペーン」など

この本は4つの章から構成されていて

第1章では、コミュニケーション・デザインが求められるようになった背景ともいえる、広告業界の今について分かりやすく解説しています。

第2章は、著者が携わった7つの事例を解説した事例集です。単にキャンペーンの概要紹介ではなく、クライアントから提示された課題の内容から、プランニング時の思考プロセスに至るまで、かなり具体的かつ詳細に紹介しているドキュメンタリーです。

第3章は、実例を通じて体系化されたプランニング・プロセスやコミュニケーション・デザインの原則などをまとめています。コミュニケーション・デザインのノウハウの詰まった章です。

第4章は、著者が現在チャレンジしている最先端の切り口について紹介しています。広告の最先端を垣間見て下さい。

以下は僕が気になった部分。

更にこの本で僕が一番おもしれー!!となったのが第3章
コミュニケーション・デザインとはなんぞやだけではなくそのプランニング・プロセスまで詳しく書いてくれています。

⇒ソーシャルインサイトとクライアントインサイト
(『思い込まない。自分の肌感覚を疑う。自分の肌感覚をインサイトで検証』
例として、女子高生はケータイ依存症であるというのは思い込みで、実際は、過半数の女子高生はケータイを忘れても取りに戻らないという例を出しています。)

⇒ゴールデザイン(『誰をどうしたくて、その為に何をすべきかを考える』つまり、広告キャンペーンというと、条件反射的にテレビCM案やWEBサイトの企画を考えてしまうが、『誰が、どのような状態になっていることで課題が解決されるのかというゴールイメージから逆算して考えるようにしている』)

⇒ターゲットインサイイトの徹底把握(誰にどうコミュニケーションを取るのか、ターゲットの選定からコミュニケーションの方向性を規定する)
⇒キーアイディア(コアアイディア)の開発
⇒クリエイティブ+メディアプランニング
⇒キャンペーンプランニング
⇒チューニング
⇒リザルト

というのがコミュニケーションデザインのプランニングプロセス。

この本に書いてあることは広告業界だけでしか適応できないような狭いモノではないと思う。

コミュニケーションというのは僕たちに欠かすことのできない能力であり、それをデザインするにはどうすればいいのか。

そういう見方で読むのも面白いかもしれません。

最後に気になった部分の抜粋を紹介して終わりにします。

・例えばクライアントから「傘が欲しい」と言われれば、一生懸命「最高の傘」を用意すると思います。一流になればなるほど、徹底的に優れた傘を用意するでしょう。しかしそれゆえに、本当は「濡れたくない」という、本質的な課題にあえて触れないようにしたりします。なぜなら「傘が欲しい」とオーダーされているからです。本質に立ち戻れば「雨の降らない時間を教えてあげてはどうだろう?」「地下道をつくってあげれば、絶対濡れないよね?」と、傘よりも適切な方法を思いつくこともあるわけです。

・誰をどうしたいのか、その為にはどうすればいいのか。

・コミュニケーション・デザインでは、本質かつ正論と徹底的に向き合うスタンスでプランニングを行います。

・“思い込まず、自分の肌感覚を疑っていく”。この視点が今、極めて重要なのです。

・コミュニケーション・デザイナーには、鋭い肌感覚とともに客観的データを読み解く力、そして今の空気を正しく読み取る力が必要とされるのです。

・クライアントから提示される課題に対して「なぜそのような課題になったのか」、また「その課題に応えることで本当にクライアントの求める成果をだせるのか」について改めて考えることも私たちの大切な仕事になってきています。つまり、オリエンテーションを疑ってかかるということです。少なくともクライアント以上に世の中のことを知る努力をして然るべきであり、そういった知見からクライアントの課題の本質を見極める能力が「クライアント・インサイト」なのです。

・最も大切なのが、テレビCMやWEBといったメディア(手段)から考えないということです。私は広告コミュニケーションを展開した後、誰が、どのような状態になっていることで課題が解決されるのかというゴール・イメージから逆算して考えるようにしています。

・仕組みでなく気持ちをデザインする。

・最終的に“人が動く感じ”がコミュニケーション・デザインにとって一番大切なことであり、厳密に定義しなかったのも、人それぞれのやり方、考え方があってしかるべきだと思うからです。

・「圧倒的に“面白い”モノ(情報)」。これこそ、私がいま強く興味を持っているものです。時間争奪戦が激化し、広告は今まで以上にコンテンツに近づいていかざるを得なくなってきていると思います。

・コミュニケーション・デザインに一番大切なことは情熱

2008年10月29日

社会的アダルトな僕たちは

ああ、怒られたさ。
グサグサと僕のハートを突き刺してくる槍の雨のような言葉を発するのはいつもGreeneだ。

昨日は僕たちゼミ生及びこの世の中の大半を占める人間のLazinessやStupidityについての説教だった。
いやあれは最早説教というよりも一種の憐み、同情のような響きさえあった。

僕や皆の周りにはLazinessやStupidityが溢れている。
学校、社会、家族、友人、会社、色々ある。

僕たち二十歳以上の人間は社会の定義するところのアダルトなわけで(本当に大人と言えるかは全く別物だが)
自分たちの行動やこれからの未来においては、完全に自己責任を負わなければいけない世界に住んでいる。

例えば僕は関西学院大学の総合政策学部に通っている。
お世辞にも自慢できるような学校ではない。
とりあえず本を読む人が物凄く少ない。
全てにおいてスピードが遅い。課題も少ない。ゆるーい大学。
フォローではないけど、もちろん良いところもある。

そんな環境にいるとそれがノーマルだと感じてくるのだけど、
皆がそうだからそれが正しいなんてことはありえない。

僕たちアダルトは、自分たちの置かれている環境に甘んじてそこに身を置いてはならない。
僕たちアダルトは、自分たちの置かれている環境の弱さを治す責任がある。
僕たちアダルトは、自分たちの基準を自分たちの置かれている環境などで言い訳にしてはならないのだ。

If you don't improve your self, who's going to inprove you? 

2008年10月20日

ビバ人生。

最近充実しているのは間違いなく自分が自由に使える時間というものが出来たからだと思う。

基本的に何をしても誰にも咎められることもないし、後ろめたくもない。
元々持っていた引きこもりがちながらもアウトゴーイングな性格と、ここ数年ほとんどなくなっていた男しての自分というものを取り戻してきているような気がする。

本能で生きるというね。
要するに直感で行動するってやつ。

あと良く人に「ゆるい性格してるよね。」と言われるんだけど僕自身もやっぱりゆるいなと思う。
無計画さから生まれるハプニングやイライラをも楽しめるゆとりも取り戻してきた。
上手くいく時は上手くいくし、そうじゃない時はそうならない。
それだけのこと。

ビバ人生。

何かに依存したり固執して生きるのも楽しい。なにより楽だし。
でもめんどくさいよね。

人に気を使って生きるのはめんどくさい。
くそくらえ。そもそも好きな人に気を使うのはめんどくさくないしね。

好きなように好きなことをして生きていくのだ。

ビバ人生。

2008年10月17日

インプットの重要性

なんとなくブログを書こうと思って、こうやって編集画面に向かっている僕なんですが
如何せん何も思い浮かばない。

いや、しょうもない話、くだらない話、自分にとってしか重要でない話はあるんだけど、そんなことここに書いてもね。
何がしたいのおれ?ってね。

今日はそんな何も書くことがないという残念な気持ちから生まれたエントリです。

まず、何も書くことがない、もしくは思い浮かばないというのは何故起こりうるのか。

すごく単純明快な答えなんだよね。
インプットが足りない。

ではなんでそんなことが起きるのか。

1・毎日がルーティンすぎて、目新しいものが何もない。
2・自発的な行動を取らない為に、外部からの刺激がない。
3・色々と遊んだり、行動したりはしているが、目的がないため記憶に残らない。

要するに、自分で考えて行動していないということ。

月曜だからサークルに行く。
卒論を書かないといけないから書く。
バイトに行かないといけないから働く。
Sex and the cityを借りたから見る。
飲み会に誘われたから行く。

一見自分の判断において行動しているように見えるけど、
ほぼすべてが何らかの事象に反応して、それに従って生きているだけ。
それを当たり前のように続けていくと人はもう「考えなくなる」。

この「考えなくなる」。というのは物凄く恐ろしいことだと思いませんか?

全てが何かのカウンターリアクション。
Aの場合は○○しよう。
Bの場合▽▽しよう。
という様な具合に世界が全て線形となってしまう。
本来、我々の生きている世界は非線形であり、あーいう時はこーしようという決まった答えなど存在しない。

これを打開するためには、
①インプットの量を増やし、それを応用する練習を積む。
②自分の頭で考えて、しっかりとフィルターを通してから答えを出す。

僕も含めて世の中のほとんどの学生は上述の2つをできていない様に感じる。

その結果4年間もクソ高い学費を払い高等教育を受けながらも

①専門的な知識がない。
②表面的な薄っぺらい話しかできない。
③人間としての幅というものが感じられない。
④一緒にいても成長を感じられない。

様な気がする。言い過ぎかしら?

幸い僕はまだ4回生で学生生活が5か月ほど残っている。
うしっ。やるか。

2008年8月31日

来年から社会人になるわけだが

PUMAが北京オリンピックで世界中を騒がせたウサイン・ボルト選手に100M走で挑むゲームを自社のHP上で提供しており、挑戦してみました。

初回は10秒08、二回目は09秒66。

二回目で世界記録を塗り替えてやりました。

遊びたい方はこちらから⇒ ARE YOU READY TO TAKE HIM ON?



もう明日から九月ですね。
あと八ヵ月後には僕はもう社会人。

いつまでも学生ではいられない焦燥感を感じます。
今のうちに遊んでおこう。
いや、本当に。

でもそれより最近の悩みは僕はこの先どうなりたいんだろうっていう話。

大学を出て社会に出るにあたって自分が社会とどう繋がっていくのか
どんな大人になりたくて、どんな使命感を持って生きるのか。

最近社会起業家について調べているんだけど
彼らの思想や考え方を見ているとこの悩みは深まるばかり。

皆どんなこと考えて来年の四月を迎えるの?
すでに社会人の人はどんなこと考えて毎日働いているの?

2008年8月19日

ささやかな幸せ

昨日、三田のアウトレットで目当ての物を購入。

それがこれ↓↓

Zoom Kobe Ⅲ!!
Kobe Bryantのシグニチャーモデル第3弾。
Kobeのニックネーム“Black Mamba”の由来でもある毒ヘビの皮を
彷彿とさせるパターンをシューズ全体にインプット。
アッパーはフレキシブルなTPUパターンを採用し、
どんな足に も抜群のフィット感を与える。
マウンテンバイクからインスピレーションを受けたミッドソールは
前後足部にズームエアが内蔵され、優れたクッショニングと反発性は
毒ヘビが瞬時に獲物を捕らえる時のようなクイックネスを与える。
斬新なデザインと究極のパフォーマンスを融合した
最高のステートメントバスケット ボールプロダクトなのだ。

ちなみに前のバッシュはZoom Kobe Ⅰでした。↓↓
こっちはその名とおりKobeの待望のナイキからのシグニチャーモデルの第一号。
アウトソールにはグリップの高いドレッドパターンと安定感を高める
ダイヤ型ドットパターンを必要な部位に配置。
サイドまでソールがせり出すことで適度な安定感とグリップ力を発揮します。
ミッ ドソール全体には安定したクッション性を発揮する軽量ファイロンを使用。
ミッドソール前後に新型Zoom Airである、Regional responsive Zoom Airを搭載し、
今までのZoom Air以上の接地感と適度なクッション性と反発性を実現。
また、大型のカーボンシャンクプレートをミッドソール全体に入れ込むことで過度な捻じれを防止。
アッパーには軽量でしなやかなシームレス・シンセティックレザーを採用。
インナーブーツを搭載することで高いフィット感と足馴染みの良さを確保。
内側のスウォッシュがTPU製になっており、内側への捻じれを抑制しているのだ。

どっちが好きかと聞かれたら今のところ履きなれたZoom Kobe Ⅰだけど
これからは両方とも愛を持って交互に履いていきます。

2008年8月17日

見えない檻

社会で生きていくのに秩序やルールが存在しなければ
人々は皆、自分の欲望のままに行動し、混沌とした世の中になるのだろう。

故に秩序やルールのない世の中を求めることをしようとはしない。

しかし、この秩序やルールという見えない檻に囚われすぎるのはどうなのだろうか?

先日、ものすごく久し振りに大学の図書館に行ったんだ。
朝一番の図書館。そこにいるのは僕と図書館のおばさんたちだけ。

そんな時に僕の携帯が鳴って電話に出た途端に「電話は外でしてくださいね。周りの人の迷惑になりますから」と。

周りの人とは誰なのか?

受付で僕の電話の話し声より大きな声でおしゃべりをしているあなた達のことなのか?

確かに僕がしたことはルール違反だった。
図書館での電話の使用は禁止だということも知っていた。

でもこのルールはあくまでも周りの人の迷惑になるが故に作られたルールじゃないのか?

それならば僕が一人で電話をしている状態というのは
「その場所に居合わせた当事者間の約束事」としてスルーしてくれてもいいのでは?

確かに「社会との約束事である」と考えれば
僕はこの電話に出るためにいったん外に出るべきだけど。

これは例えば、車通りのない道の信号を無視するであったり
誰も乗っていない女性専用車両に乗るであったりと色々な状況でも同じだと思う。

要するにもうちょっとニュートラルでいようよ。と

社会のルールに乗っかって生きていくのは簡単。
何も考えなくていいから。

前のエントリー(Whistle Point)でも書いたけど、同じインプットでも全く違うアウトプットが出る
非線形の世界で生きているんだから。

もうちょい融通利かせてよ。おばちゃん。

2008年8月9日

Whistle Point(Tipping Point)

今日はWhistle Point(Tipping Point)についてのお話。
これは僕が去年受講していた国際企業組織論の内容だよ。

Greeneの講義は本当に楽しい。


それでは始めるね。

まあまあなインプットがグレートなアウトプットを。



どういうわけか、僕たちの世界には、大したことのない行動が 
とんでもない結果を生みだす特別なポイントが存在する。

これがWhistle Pointと呼ばれるものなんだ。

これまでの人生であなた達は色々な経験してきだろう。
きみ達は多くの時間を家族や友人、恋人等とすごしてきただろう。

その人達との関係において、些細な行動が大きな結果をもたらしたことはなかったか?
小さな小さな行動が大きな結果をもたらす、そんなポイントを見つけているか?


人はこれを経験から分かると言う。
そんなことはこれまでの経験で分かっている。
今恋人に何か言ったら別れにまで発展するような喧嘩になる。
経験から分かってる。


そう、人間には経験という素晴らしい財産を持つことによって
あれをしたらどうなるかという事がある程度シュミレーションできるんだ。


馬鹿め。


この世界は非線形のシステムによって成り立っている。
この世に同じことをしたら同じ結果が起こりうることなどありえないのだ。
もしかしたらまったく同じインプットから
想像もしていなかったアウトプットが生まれるかもしれない。


でも多くの人はこれを分かっていない。
君たちの頭の中では世界は線形なんだ。

違うかい?

そんな君たちは、前はこうだったのに今日は違う結果が出たなんてことが起こったら
頭がパニック。天変地異。何が起こったのか分からない。
かわいそうに。

まあ兎にも角にもこの世界は線形ではなく非線形なわけで
小さなインプットが大きなアウトプットを生み出す。
そういうポイントが存在する。

今ぼくたちは、冬の雪山に来ている。
皆、テンションはMaxで騒ぐ、暴れる、新雪を蹴散らしながらスノボーしたりと
思い思いの行動をとっている。
だからどうした。
何にも起こらない。

でもね、本当に少ないけど「何か」が起こるポイントがあるんだ。
それをWhistle Pointというんだ。文字通りこのポイントでは口笛を吹く
くらいのわずかなきっかけで雪崩を引き起こしてしまう。

これは雪山に限ったことではなく、
僕たちの社会や、家庭、人間関係、組織においても同じことが言える。
ほとんどの行動は何も影響を与えることはない。

このWhistle Pointを知らない君達には多くの悲劇が待ち受ける。

・社会のWhistle Pointを学ばすに過ごす4年の大学生活
・社会組織のWhistle Pointを学ばすにそれらに属する
・結果を生むことの無い数多くの行動
・結果を生むことなく、ほとんどのリーダーが決まりごとを作り、行動する

目も当てられない。
どうして君たちはそこまで愚かでいられるんだい。

今からでも遅くない。
何の意味もない人生を送るくらいなら
死んだ方が世のため人のためになれるんじゃないか?

死にたくない?
ならばWhistle Pointの見つけ方を教えよう。

以下のステップだ。

1. 社会に存在する多くの問題や機会を挙げる。
2. 普遍性が高く抽象度の高い社会のダイナミクスを表したモデルを元に問題や機会を、社会モデル上でいうと、どこに現れたのかを考え、そこにプロットする。
3. モデルのどの部分に、より多くの問題や機会がプロットされているかを明らかにする。
4. 問題や機会達がなぜその場所にプロットされたのか、なぜ社会の特定のダイナミクス上に
現れたのかを理解する。
5. その特定の社会のダイナミクスと、問題や機会の共通の原因の関係をWhistle Pointと名づける。
6. なぜ些細な行動が、大きな結果を生んだのか具体的に説明する。

2008年8月5日

Your Life as Career Opportunity

Jobs are for money;lifework is for love;

Jobs are short term; lifework is lifelong.

Many young people fail to choose any lifework

--they fail to find any creating they love.

Such people do not care much about their lives,

so wasting time is okay.

By Richard Greene

I don't know why but I can't write Japanese with this computer right now.

So don't blame me about not writing this entry in Japanese.

Today's entry is about how do we need to approach to our career not only job.

Here we go.

Most of us

1. Young people lust for income. They start life at the bottom of a 70 year power hierarchy and their first jobs tend to be part-time and low income.
        ⇩
The lust for income can quite often cause them to take jobs that make modest increases in income but do nothing good for long term career building.

2. The young complain that they do not know at age 20 or 25 what they want to do in life. They need more experience before choosing. This causes a lot of young people to completely waste, in career preparation terms, their years from 22 to 32.

Young people must gain experience in order to find what they want to do in life; however, they have the choice--search while dirt poor or search while well rewarded and building powerful credentials.

Then how can we get a effective career??

There are 3 points of making our career effective

1. Effective people have ways of making money by not pursuing making money. They live paradoxically in this way. They also have ways of in parallel pursuing diverse paths into life winning different leadership positions in each track at different times. They thirdly have ways of multiplying whatever they invent, turning it into streams of diverse types of products that other people can benefit from. They productize their accomplishments in this way, automatically throughout life.

Effective people using whatever job they had to pursue their lifework, ways of shrinking the amount of time and effort their jobs required freeing up time for pursuing lifework, and ways of evolving jobs so they more and more get paid for doing what they love, their chosen lifework.

2. Effective people pursuing diverse paths through life in parallel, at times leading in one path and at times leading in others and, if lucky, at times leading in all at once. Effective people always are developing several careers simultaneously everyday and week.

3. Effective people turn victory into diverse types of products that themselves become consequent victories. They multiply any one victory they accomplish. They turn individual victories into tools others can benefit from. They distribute such tools. They distribute their victories, in effect.

Method

Managing Lifework and Job

The beginning of all career management is this distinction between lifework and job. Your lifework is what you want to do with your life, the long term projects you dream about and actually incrementally, over the years do. Your job is where you currently get money. It is ideal, of course, if you get paid for doing your lifework.

2008年7月29日

物は言いようだな

先週ネットサーフィンしていたら面白い記事を発見。

打倒!"ソフトバンク"iPhone--ドコモ、auの戦略

この記事を読んではぁ?と思った僕はおかしいのかなぁと思ってたんですけど
痛いニュースでも取り上げられていたのを発見して、
やっぱこの記事で言ってることおかしいよね?というのに少し自信が持てました。

で何がおかしいと思ったかなんですけど

auの音楽配信サービスであるLISMO対応端末は稼働数1854万台と、
幅広いユーザーにお使いいただいている。
アイフォーンだと楽曲のダウンロードは無線LAN経由だが、
LISMOは3Gのネットワークを使う。場所を選ばずにダウンロードできるし、
最新楽曲数で優位性がある。音楽業界はアップルが大好きだが、
LISMOも応援してくれている。最近でもサザンオールスターズの歴代楽曲の
「着うたフル」を展開しているが、ものすごい人気で、
これまで触れたことがない人が来ている。
LISMOの課金は1曲420円だが、iTunesでは99セント。
音楽の価値が4分の1と評価されているわけだ。
権利者の価値を大事にしたいという思いが強いところは、
LISMOのビジネスモデルを高く評価してくれるはずだ。

というKDDIの取締役執行委員常務の高橋誠さんの発言。

前半部分は納得できるし確かに優位性はあるかもしれないけど
後半の課金の比較の部分がどうも納得がいかない。

痛いニュースでもさんざん叩かれてたけど、ユーザーの立場に立って考えれば
どっちに優位性があるかは一目瞭然なんじゃないの?
それにユーザーを大事にしないと権利者には金がいかないのでは?

というかそもそも一人のユーザーとして考えれば分かると思うけど
何かを買ったりする時の基準に権利者のことなんて頭にないよね。

まぁ僕はauユーザーじゃないからどうでもいいですが
この記事を読んだauユーザーはどう思うんだろ?

2008年7月28日

人生にエゴは必要だと思う

自分への戒めのエントリーです。

野球だったら
九回の裏ツーアウト。打てなければ負け。

サッカーだったら
PKで最後のキッカー。入らなければ負け。

バスケだったら
第4クォーターラスト5秒マイボールでサイドから。外せば負け。

仮にこういう窮地の場面に立つことが出来るならあなたならどうする?
(本当はルール上できないけど出来ると仮定してくださいね)


僕はバスケはやってるけど野球とサッカーはほとんどやったことがないです。

それでも、もしそこに立てるなら僕は立ちたいと思う。
というか立ちます。

それは目立ちたいとかそういう自己顕示欲を満たすためではなく
絶対的にピンチな状況に対して消極的な姿勢で臨みたくないんです。

「どうせ僕じゃ無理だよ」と社交辞令的に口で言う人は沢山いるとは思うけど
心の中では絶対に思ってはいけないと思っています。

人に任すのではなく自分がこの状況を絶対に打開してやる!
という熱い思い、悪く言えば強いエゴというのは人生において必要だと思っています。

もちろんいつも「俺が俺が」だとただのSelfishな人間としか見られないし
人に頼ったり、チームで取り組まなければ達成できないこともあるでしょう。

それでも自分がやった方がイイと少しでも思ってなお且つそれが
本当に譲れないものならば周りから何を言われようが、何かを失うことになろうが
そんなものは取るに足らないモノなのかなぁと最近思います。

それがお金であろうが、家族であろうが、恋人であろうが、友人であろうが。



でもこのエゴを持つには一つ欠かせないと考えていて
残念ながら僕は全くそれを満たせていません。

それは
周りに有無を言わせない努力と熱意。

これが無ければ只の口だけ野郎だもんね。

2008年7月15日

スティーブ・ジョブズに学ぶプレゼンテーション

どうも

以前のエントリーで僕は何かを表現したりすることが好きって書いたんだけど
それに絶対に欠かすことが出来なくなってくるのがプレゼンテーション能力。

これは就職活動においても、ビジネスの世界で生きていくにおいても、
もっといえば普段の生活の中でも必要とされるものだと思うんだ。

素晴らしいプレゼンテーションを披露できる人間は素晴らしい人生を送ることができるでしょう。

僕の所属しているGreeneゼミは一応プレゼンテーションに力を入れてるゼミであって、
周りの人からはプレゼンできるとかすごいねえって言われたりします。

でも自分の中ではまだ一回もこれで完璧や!
って思えるプレゼンなんて出来たことないし、これからも恐らくないでしょう。
(実際ゼミの中でも僕のプレゼンのレベルはそんなに高くないと思う)

それぐらい難しいものだし、シチュエーションが違えば
前に上手く行ったからって上手くいくようなもんでもない。

しかし、このプレゼンテーションの力をいかんなく発揮し、
世の中を熱狂させることのできる人間がいるのも確かである。

その中の一人がスティーブ・ジョブズである。
今日はこのジョブズ氏のプレゼンのエッセンスを
紹介いたします。

結構有名なのでもう知ってる人も大勢いるかもですが。。。

あ、ちなみに僕のゼミの教授であるRichard Greene先生も
プレゼンにおいてはすごいものがある。(らしい)
彼のエッセンスもまた紹介します。

では始めにジョブズさんがどのような人物かをさらっとおさらいします。

彼はアメリカ合衆国の企業家。
スティーブ・ウォズニアック、マイク・マークラらと共に、
商用パーソナルコンピュータで世界で初めて成功を収めたアップル社の共同設立者の一人。
また、そのカリスマ性の高さから、発言や行動が常に注目を集め続ける人物である。 

詳しく知りたい方はこちらもしくはスティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)でお願いします。

何はともあれ“現実湾曲空間”とも揶揄される彼のプレゼンテーションがなければ、
今のアップルの好況はなかったかもしれない。 
と言われる程彼のプレゼンテーション能力は素晴らしいのです。

以下は彼のプレゼンテーションの特徴である。

1. テーマを明確に示す
[例えば、『MacBook Air』の初公開では「きょうは空気に何かがある」、
昨年のプレゼンでは「きょう、Appleは写真を再発明する」など
プレゼンの頭で提示し、プレゼン中も何回かテーマに戻る。]
2. 情熱を見せる
3. プレゼンの概略を示す
[「今日は4つの事柄について話したい」など、全体の構成を簡単に前置きする]
4. 数字に意味を持たせる。
[「iPhoneがこれまで400万台売れた」と言うだけでなく、
「1日平均2万台売れていることになる」と付け加える]
5. 忘れられない瞬間を演出する
6. 視覚に訴えるスライドを用意する
7. 1つのショーとして見せる
8. 小さなミスやトラブルに動じない
9. 機能ではなくメリットを売り込む
10. 繰り返しリハーサルをする
[ジョブズはプレゼン前に何時間も練習していて、映像などとのマッチングも完璧にする]

どれも真似して欲しいけど一番注目すべき点は
10.の繰り返しリハーサルだと思う。

ジョブズのようなカリスマでさえ準備は怠らない。
徹底的な準備なしに素晴らしいプレゼンテーションを
披露することはありえないってことですな。


これはiphone発表時のプレゼンの一部です。


オーディエンスがついジョブズに注目してしまう状態は、
彼がカリスマだからというよりもむしろ
そのような状態にする為にジョブズが
準備をし、それを実行したように思えませんか?

極端に文字の少ないスライド
あえてスライドに書かずジョブズの口から伝えられる商品の情報
新しいトピックに移る際に常にスライドより一歩先に話し始める手法

すべてがジョブズを魅力的に見せ、
彼の口からアナウンスされる商品もより魅力的に見せるためのテクニックなのだ。

さらに彼は、話し方だけでなく話すトーンの使い分けもうまい。

ある時は獣のように荒々しく、ある時は情熱的に、はたまたクールになってみたりと
見てる者を飽きさせない。

褒めすぎだろうと思う人もいるかもしれないけど
これを自分がやろうと思ったら並大抵じゃできない。

これを可能にするのはやはり徹底的な準備なのだ。

次にプレゼンをする際には上の10カ条や動画を参考にしてみてはどうでしょう。

2008年7月13日

Interest is your history

久々にわが師(和菓子ではない)Greene先生の教えについてのエントリ。

その前にひとつ質問です。

「あなたの好きなこと興味は何ですか?」

先を読む前に少しこの質問について考えてみてください。






「よく私は○○に興味があります。」

と人は良く言う。
もちろん僕もよく言う。
きっとこれを見ているあなたも言ったことがあるでしょう。

今日はそんな興味についてのエントリです。

みんな興味という言葉を簡単に使っているけど社会的に見ると
この興味という言葉は普段使ってるそれと全く違う言葉になります。

ちなみに就職活動においても、この社会的に見た興味というものを
よく聞かれるので、もうすぐ就職活動を始める三回生などは見て
損のないエントリになるはず。

では社会的に見た興味とは一体どういう意味なのか。

それは

興味=好きではなく、興味=歴史であるということ。

僕たちは良く自分が好きなことを興味というがそれは社会的に見ると間違いなのだ。

上でも述べてるように、興味とはあなたが今までしてきたことの歴史なのである。

わが師Greene先生はこう言う。

"Only Research shows your interest."

つまり、好きなことでもそれについて何もしていないのなら
それは興味ではないということ。
それはただのアイディアにすぎない。
何かして、それを積み重ねて初めて興味となる。

例えば、あなたがアートに興味があるとして
デザイン系の職に就くために面接を受けていたとしよう。

面接官はきっと聞くでしょう。
「どうして弊社に興味を持ったのですか」と。
あなたはその質問に対してアートに興味があり、自分でいろいろなことをデザインをして
世の中に広めていきたいなどと言う。

別にこの言い分にはなんら問題はない。
それを証明できるのならね。

その証明に一番効果的なのが歴史なのですね。
要するにあなたはアートに興味があって今までそのために
何をしてきたのかっていうこと。
デザインを今まで100ほどしてきましたという人と
デザインは死ぬほど好きだがしたことはない。
っていう人がいたら僕たちから見ても評価は歴然だよね。
そして人々はそこを評価する。

アートが好きで、デザインをしたいと考えている人間なんて星の数ほどいるっていうこと。

そんなの当たり前やん!って思うかもしれないけど
じゃあ自分が持っている興味って何だろうと考えたら
黙り込んでしまう人も多いのではないでしょうか。

社会では好きは評価されません。

改めて聞きます。

あなたの興味は何ですか?

2008年7月10日

スティーブ・ジョブズ神の交渉術

おはようございます。

2日連続1限からテストで瞼が重くまどろみの中に落ちいくのを堪えながらのエントリです。

先日スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)という本を読みました。

ちなみにスティーブジョブズとはAppleという会社の創業者の一人であり
今もなお現役バリバリのおっちゃんである。

僕はスティーブジョブズのファンで純粋にこの人はどんな人なんだろう
という疑問からこの本を手に取ったのではなく、
世の人々を魅了してやまない製品を排出していてカリスマ的存在として崇められている
人間の交渉術、彼のプレゼンテーションの技法などが学びたい
という気持ちから読んだのですが、そういう観点からすると正直期待はずれでした。

ただ何も得ることがなかったかというとそういうわけでもなかった。

本を読んだ限り、神の交渉術というよりも悪魔の交渉術としたほうがいいのでは?

と思うくらい、極悪非道、情もへったくれもない人間なスティーブジョブズ。

彼、スティーブジョブズという人間は成功への異常なまでの執念を持つ男。

部下に忠誠を求め、裏切りは絶対に許さない。
部下に対して"Yes or Quit"という選択しか求めない。

気分屋であり、誰かと約束したことや、 契約内容に記述されていることでも、
自分にとって必要であれば、反故する性格。
ただし、自分が達成したい目標に対しては、執拗に追い求める姿勢を持っており、
妥協をすることが無い性格でもある。

また、交渉時において、キーマンに対するアプローチに 優れており、
類まれなプレゼンテーション力をもっているため、
相手を納得させる交渉術が 非常に優れていることが分かる。

彼のモチベーションの源は、世の中をアッと言わせることであり、お金ではない。

それは彼の年俸が1ドルだったことからもうかがえるんですが、
これも実は「お金が目的でCEOをやっているのではない」
と世間に思わせるための錦の御旗だったらしい。


本当に良く言えば物凄いリーダーシップの持ち主で悪く言えば超わがまま自己中男。

なんか書いていたらきりがない位とにかくひどいw

目の前にある障害はどんな方法を使ってもガンガンぶち壊していく。

ディズニーとの交渉が自分の思いどおりに行かなかったら相手を失脚させてでもやり遂げる。
たとえ相手がディズニーのトップでも。

他にも、アップル会長時代に初のレイオフを実行したときも
事前に同意していたにも関わらず知らない振りして社員の反感を全て社長に集中させた。

アップルを解雇されたときも役員を騙してアップルの主要技術者を自分の新会社に引き連れていった。

会議中にジョブズが書いてたホワイトボードに書き込みされたため
創業時からの主要技術者をクビにした

アップルに呼び戻してくれたCEOを失脚させた

等等。

Greene先生はよく本当にクリエイティブな人にいい奴なんて存在しない。
と言っていたけどこの人にはそれがぴったりと当てはまる。

彼がすごいのは、どんな状況に陥っても、誰が相手であっても
自分の障害となるものは例外なく全力で除去し、目的を達成するまで
諦めない不屈の精神を持っているということ。

言うのは簡単だけどこれって本当に難しいことだよね。

普通の人が出来ないことを平気でやってのける。
そこに痺れる憧れるーっていう人がいても不思議じゃないくらい
ある意味初志貫徹している。

最後にこの本の中で心に残った言葉の一つを紹介してこのエントリを締めくくります。

負けが込んでいるときは、戦いの土俵から降りることも現実的な選択だと、世間では教える。
傷口を広げないために「賢明な判断だ」と表現し、まわりも納得する。
だが「あきらめない」という凡人にとっては賢明と思えない判断にも、勝機はある。
最後の最後まで土俵から降りないとき、突然道が開ける。
そんな例が私達の周りにも少なからずあるはずだ。



2008年6月25日

人生充実してない人へ

皆様毎日楽しいですか?
毎日充実していますか?

夜寝る際に「あー。今日も良い一日だった!」って思えてますか?

僕は最近毎日が充実していませんでした。
モヤモヤさんでした。

それはいきなり世の中が変わったからではなく、僕が自分のリズムを忘れてしまって理想だけ取り残しているからこんなことになってるんだと思う。

僕のモチベーションの根源は何かを表現・発信していくこと、そして何よりもそこから自己の成長を感じる事何だと思う。どんな些細なことでもこれに限る。

だからしんどかったけどゼミでのプレゼンやアートショー、ビジコン、就職活動などは本当に楽しかったし。一時期本をよく読んでいた時も新しいフレームワークを得ることに興奮し、本の内容を色々な人(ていうか本当にごく一部の友人とかにだけだけど)に伝えたりしてそこから色々話していってまた新しいinsightを見つけたりする。

それがすごく楽しかった。

でも今は・・・

今成長した!新しいことを知った!これを次こんな場面で使ってみよう!
やべー!泣きそうなくらい興奮してるっていうのがない。

ワクワクがない。

そしてワクワクがない理由は至極簡単。

何に対しても本気で取り組めていない。
僕は今何を発信したらいいか分からない。だからin putも全くしない。そうするとout putも全くない。
僕は何に興味を抱けばいいのか分からない。

でも違うんだよね。

何に興味を抱けばいいか分からないのは当たり前なんだよ。
だって世の中のほとんどのモノはまだ僕にとって未知のモノなんだから。

今まではやっぱり人に与えられたモノをこなしてきた。
外からのきっかけがないと何か出来ない人間にはなりたくない。

きっかけは自分で作るんだよ。
自分の興味も自分で見つけるんだ。

それが出来ない奴がどうして来年から社会人になれようか?

何が好きなのか分からないなら片っ端から気になっていることをやってみれば良い。
全然遅くないんだからさ。
別にずっと続ける必要はない。
もし合わないと思ったならまた新しいことに挑戦してみたらいい。

そうやって行動を起こすことに意味がある。
僕の余命はおそらく長くても70年くらいしかない。
もう産まれてきて何もせずに22年も経ってしまってるんだ。
これ以上抜け殻でいる時間を持て余すのはまっぴらごめんだよ。

きっと充実してないなぁと思った人は、自分の興味があること・好きなことが分からないまたは出来ていないんじゃないかなぁと。

もうこんなモヤモヤいらない。

2008年6月7日

価値観を多く持て

どうも。

三日ぶりに関西に帰ってきました。
身体は結構疲れているんですが、今日の面接が頭から離れなくて寝れないです。

物凄くいい経験が出来た面接でした。

初めて僕の中身を真剣に「見て」くれて「話して」くれたと感じることの出来る面接官だったんです。
あまりの感動に面接の最中に目頭が熱くなってしまいました。

合否についてはどうなるか分からないけど、物凄く人間的にも魅力的な方だったので、何らかの関係を築いていけたらと思います。

今日得たこと。

それは価値観を多く持つことが人間としての幅が広がるということです。

これは面接官の方がおっしゃられたことなんですけど、価値観とは信念なのだと。
そしてより多くの価値観を持つということはどのような組織に入ってもvalueを発揮できることに繋がるということ。


これはGreene先生がよく言ってるidentityの話とダブりました。

価値観=identityどちらも少なければ少なくなるほど、世の中を狭めてしまう。
自分の可能性、将来を棒に振ってしまいかねないものとなるということ。

あー。

もっと今の気持ちをちゃんと言語化したいいんだけどなぁ。

気持ちを言葉に変えて表現するのは本当に難しいな。

2008年5月17日

世の中おかしい

どうも、こんばんは。

さっきまでRookiesというドラマを見ていました。
いいですねぇ。感動します。
それはヤンキーから更正して立派に野球に取り組む高校生の姿にではなく
野球に取り組む高校生の姿に対してです。(実際は高校生じゃないけどねw)

スポ根が好きなんです。
甲子園なんて号泣して見てます。(ちなみに僕は野球は全くできませんが)
目が潤みます。

さて、僕がどうして、ヤンキーから更正して立派に野球に取り組む高校生の姿にではなく
野球に取り組む高校生の姿に対して感動した。と回りくどい言い方をしたかというとですね。

世の中なんか間違ってると思うからです。

テレビなどでよく以下のような話があると思うんだけど

僕は教師ですけどもともとヤンキーでした。
昔罪を犯しましたが、今は立派に更正し、世のため人のため頑張っています。

まぁ適当に作ったので実際に上記にあるものが実在したかどうかはどうでも良いんです。
要はそんな感じのことがあればね。

そういう番組ではよく、更正するまでにどんなに苦労したか、そしてその後はどんな立派になったか、
最後には泣き落としのような演出を出すものまで。

確かに苦労して更正したかもしれない。
確かに今は立派になっているのかもしれない。

そこは否定しないし、別にその人が悪いとは言わない。
むしろ何もしてないただの学生の分際では何の文句も言えないので。

でも、世の中には、小さい頃から教育に興味があり、人の道を外れることなく一生懸命勉強し、教師となっている人も沢山いる。

ヤンキー先生が教師になる為に勉強したことは、まじめに教師になった人達となんら変わらない。

違うのは以前ヤンキーだったか、ずっと真面目だったのかってこと。

ところがメディアが取り上げるのはそういう真面目な人達ではなく
話題性のある、ヤンキー先生なんだよね。

そしてそのヤンキー先生は瞬く間に時の人となり、
本を出しては儲かり、テレビに出ては金を貰い、
人気の先生として名が売れる。

司会者は目に涙を浮かべながらこうほざく。
「あー。○○さんは本当に頑張ってここまで立派になって今や先生をなさってるんですね。感動です。これからも頑張ってください」

視聴者はこう呟く
「こんな人がもっと増えたらいいのに」

世の中悪いことした者勝ちかってね。

なんか違うよなー。

2008年5月7日

座る・聞く・ノート・覚える

1. 私は、何かを実行したり、行動、もしくは創造する自信がない。
2. 私は、何かを創造するにはあまりに平凡過ぎる。
3. 私は、今まで建設的な行為をしたことがない。だからできるわけがない。
4. 私は、移り気が激しい。気分も、ゴールも、アイディアも、態度も、すぐに変わってしまう。だから何かを創造するだなんて無理に決まってる。
5.私は、誰かに自分のアウトプットを非難されるのが怖い。だからでできない。
6. 私は、可能性が大好きなんだ。いつでも、なんでも、好きなことができるという。何かを創造するということは、自己の可能性を限定することになってしまう。
7. 何も創造しなかったら、誰も私のことを非難したりしない。
8. 友達を楽しませたらそれでいいんだ。

この8つの項目に当てはまらない人はこれ以上今日のエントリを読む必要はありません。

あ、ちなみに今日のエントリもGreeneの話についてです。

ではいくよ。

今日は君達が生まれてから最初の20年間何をしてきたのか、それを話そうか。

君達は今現在そうしているように、

1椅子に座り
2先生の話を聞き
3それをノートに書き
4最後に覚える

これが君達の最初の20年だ。

君達はこれまで20年もの間何もしていない。何も創造していない、ただその為の練習をしているだけなんだ。そして残念なことにその習慣が君たちの身に染み付いてしまっている。

上でも述べているようにこれらの習慣は、
何かしているようだが実際はなにもしない。
なにもつくりださないということだ。

Inputだけ、Out putがほとんどない。
小中高の間ひたすらin put, in put, in put...
君達のこれまでしてきたOut putはせいぜい、会話・宿題・うんこくらいのもんだ。
日本人はIn putは物凄く上手いがOut putが下手糞なんだ。

アメリカやヨーロッパでは、お前達がひたすらin putをしている間にひたすらout putをする方法を学んでいる。何百枚ものエッセイを書かされ、自分の意見を持ちそれを発信するというプロセスを叩き込まれる。
そして、彼らは大学で優れたインプットを手に入れ、それを自然にアウトプットに転換することができるスキルを持っているんだ。でも君達は、エッセイを書くことからスタートしなくてはならないんだ。

しかし君達がこうなってしまったのは君達個人が悪いとかそういうレベルの話ではない。国や政府が君達にそういう教育を施してきたんだからね。

でも恨んでいてもしょうがない。
君達はこれから自分でこの状況を打開していかなければならないいのだから。

そんな低脳な教育しか受けてきていない君達も年を取るにつれて何か価値を発信できる人間になりたいという一人前の考えだけは持つようになる。
君達は自分が出したOut putを社会のIn putにしたいんだ。ass hole
(これを可能にするためにはTipping Point,もしくはWhistle Pointというものを知っていなけれいけないのだけどこれ次回に書きます)

その為には今からロイヤリティや時間、様々なものをin putからout putに変えて行かなければならない。

よしここまではついて来ているか?
今君達はまだ自分の置かれている状況を知っただけにすぎない。

実際に行動を起こしたときに君達は様々な障害にぶち当たり
自分がいかに弱い存在なのかを痛感するだろう。

1. 私は、何かを実行したり、行動、もしくは創造する自信がない。
2. 私は、何かを創造するにはあまりに平凡過ぎる。
3. 私は、今まで建設的な行為ことがない。だからできるわけがない。
4. 私は、移り気が激しいんだ。気分も、ゴールも、アイディアも、態度も、すぐに変わってしまう。だから何かを創造するだなんて無理に決まってる。
5.私は、誰かに自分のアウトプットを非難されるのが怖い。だからでできない。
6. 私は、可能性が大好きなんだ。いつでも、なんでも、好きなことができるという。何かを創造するということは、自己の可能性を限定することになってしまう。
7. 何も創造しなかったら、誰も私のことを非難したりしない。
8. 友達を楽しませたらそれでいいんだ。

上記の8つの項目は君達がin put的考えをout put的考えに移行させる時に生じるであろう言い訳だ。

ちょっと待てよ。それなら君は死んでいた方が安全なんじゃないか?
だってそうだろう?生きていたら君はこの障害にぶつかり続けるんだから。

そうなりたくなかったら四の五の言わず、毎日少しでもいいからout putの練習をするんだ。
歌でも詩でもエッセイでもブログでもダンスでも彫刻でもなんでもいい。

やれ。
というか一緒にやろう。

2008年5月3日

いいないいな人間っていいな

皆さんGWはいかがお過ごしでしょうか?

去年の今ごろはゼミの課題に追われていてGWってグループワークの略だよねー。
なんてジョークをかましていましたが今年のGWはそんな悠長な事を言ってられないくらい切羽詰ってるはずなのにこうやってブログ書いています。
まあ企業もお休みなので僕も少しくらいお休みしてもいいよね?

今日のエントリーはまた三部構成。どれも久々に受けたGreeneの講義の内容です。

・君は人間?それともサル?
・アイデンティティなんて必要ない
・なぜ人は人を愛し、そして別れるのか

よしでは本題に移りましょう。

~君は人間?それともサル?

お前はサルだ。
お前もお前もお前も、この教室にいる私以外の全てはサルだ。
お前達は今まで何もかも自分で取捨選択してきたつもりだろうがそんなことはない。
もし、お前が人と話していて、その人が次に言うこと、する事、もしくはその人がどこから来た人でどこで生まれ、何を信じているかなどが分かったとしたら、そいつは間違いなく人間の形をしたサルだ。そうお前と同じサル。
なぜそんなことになるか。
それはお前たちが、ただの環境のコピーにすぎないからだ。
人間はそうじゃない。

どうしたらいいかって?

今まで蓄積してきた自分の文化を「捨てる」んだ。
「捨てる」というのは自らが育った文化を否定するということではなく、
家族や環境によって知らぬうちに得てしまった文化を客観視するということ。
そうすることで自分の強みや弱みを把握し、また育ってきた文化の特徴を見抜くことが出来る。
そしてこれを踏まえ、自分にあった価値観や考え方を自らの意思で選び、自己の再構築を行うんだ。
これにより「自分」という芯を作り出すことができる。
これができる奴が人間なんだ。


~アイデンティティなんて必要ない

まぁそもそもアイデンティティって何なんだっていうねw
広辞苑いわく「人格における存在証明または同一性」らしいです。
要するにアイデンティティ=自分の存在を証明するものってことでいいかな?

それではいきます。

私達はそれぞれアイデンティティを持っている。
アイデンティティはあなたの存在をどんどん小さくしてしまう危険なもの。

自分のアイデンティティを持つということは世界のほとんどのリアリティを無視することと同じなんだ。

説明しよう。
君は男、もしくは女だ。この時点で君達は世の中の1/2を失った。
もし君が男なら女には全く興味を持たず、女なら男に興味を持たないからね。
そんなことないなんて言わさない。
じゃあ君は女の子が共通して関心を持っていることトップ3を言えるかい?
男が共通して関心があるトップ3を言えるかい?
分からないだろう?
私は知ってる。
君達が興味があるのはせいぜい彼のペニスと彼女の膣くらいのもんだ。

次にもし君が日本人ならば、君は世の中の1/2ooしか知らない。
仮に君が帰国子女だとしてもせいぜい2/200=1/100の世の中しか知らない。

さぁそして君達は大学を卒業しペニスの長さを競い合ってるビジネスの世界へ飛びこんでいくわけだ。
世の中にはjobとして分類されているものが600ある。
そう君は1/600の世の中へ入っていく。

さぁ計算しよう。
1/2×1/200×1/600=1/240000

さあこれが君達のアイデンティティだ。
240000の中の1でしかない。

そして性質が悪いのが君達はその事実に気がついていないということだ。

意識が無い⇒創造がない⇒改善できない

結局は君は人間?それともサル?の話につながるんだ。

必要なのはそんなアイデンティティではなく、人間となり自分の文化を持つことなんだ。

become human!


~なぜ人は人を愛し、そして別れるのか

さあいよいよ最後の項目です。

最初に言っておこう。
君達のいう「恋」はアホの幻だ。


ではなぜ人間は「恋」をしたがるのか。

それは全くの他人が自分に価値を見出してくれるから。
そこに満足感を感じるんだ。
分かるかい?

簡単に言うと、物凄く可愛い彼女が君にいるとしよう。
そうするとどうだ?
周りからは羨ましがられる。
周りの人は君に可愛い子と付き合えるだけの価値があると認めるわけだ。

しかし君は頑張らなければいけない。
なぜなら、結婚でもしていない限り、他にもっといい価値を見出す男が現れたら彼女はすかさず君を捨てるだろうからね。

だから君は自分の価値を常にアピールをして行かなければいけない。

だがどうだ?

しばらくするともう君が何もしなくても彼女は自動的に君のもとから離れなくなる時が来る。

その時恋が終わるんだ。

これが恋のからくりなんだ。

自分を好きになってもらう為に必死に価値を発信するが、
その価値が不動のものとなり、君が価値を発さなくてもよくなった瞬間に終わる。

そんな経験、身に覚えはないかい?

それが君達若者の「恋」なんだよ。

本当の恋ではない。

じゃあ本当の恋って何かって?
それは君が人間になったら分かるさ。





ふう。

最後まで読んでくれた人とかいるのかな?

こんなこと書いてる僕は一体何様かって?

僕はまだまだサルですよ。
彼の定義する人間には程遠いけど必死に生きてます。

彼が言ってることは僕にとっては間違ってないんですよ。
本当に悔しいほど当たってる。

彼に出会ってからもう二年なる。
彼が言ってること全てが正しいなんて思ったことはないけど、
それでも彼が言ってること全てを頭に叩き込んでおいても損はないと思う。

それが僕の文化を創る第一歩かな?

2008年2月2日

NG Words

どーも。朝から面白いニュースが目に飛び込んできましたね。
MicrosoftはYahooを買収できるでしょうか?Googleに対抗するためにはこれが一番の近道なんだろうな。

では今日の本題に入ります。
昨日バイトに入ってたんですけど、めっちゃ忙しかった。そしてめっちゃしんどかったんです。
人ってよく、あーしんど。だるい。疲れた。忙しいとか良く言っちゃうよね。
で、人がそういう事を言ってるのを聞くと、「なんやこいつ、そんなことでしんどいとか言うなよ」とか「あーそうなんや。」とか思うことない?

もしかしたら僕がただの冷徹人間なのかもしれないけど。

で何が言いたいかと言うと、こういうNegative Wordsって発してもなんの得にもならない場合が多いってこと。人に発したところで解決するわけでもないし、Negative Wordsって発すると自分自身でそんな気分を再確認することになってさらに疲れてしまうような気がする。それになんかしんどい・忙しいって言うのって自分のキャパを皆に知らせてるみたいで嫌やし、なにより自分で自分の限界点を自分で設置してしまってるように思う。

という訳で今日からこのNG Words極力言わない事を目標にしよう。








朝からブログとかあーつかれ・・・おっとw

2008年1月29日

情報交換の大切さ

さっきまで梅田キャンパスでESを書いてたんですけど、ひと段落したのでリーダーで読んでたらこんなのがありました。
人間って不思議w

今日は火曜の5限の時間から梅田キャンパスでゼミのミーティングだったんですけど集まった理由は就活は一人でしてもしんどいから、情報交換でもしながら晩御飯を楽しく食べるためでした。皆の進行状況や考えを聞きながらトンカツを食べるのは結構乙なものでしたよ。

今回に限らず情報交換っていうのは刺激になっていいですね、自分のこれまで持ってた考えと他の人達の考えの合意、融合、衝突。楽しい。でもあくまでも自分の基盤はしっかりしてないと人の考えに足元すくわれちゃうから気をつけないと。情報は力の源に成り得るものなのは間違いないけど、選択を誤ったら残念!ってなるからさ。まぁあのメンバーに限ってそんなことはありえないと思うけど。

三月にまたこういう会をした時はどんな話をするのかな?
さて帰るか。

2008年1月28日

本当にどうでもいい話~僕の好み~

朝青龍が負けちゃいましたね。
最高視聴率は34%を超えたらしいです。世間の注目度ももの凄く高かったみたい。
これを機に相撲がもっと盛り上がったらいいなぁ

初日からずっと応援していていきなり二日目で負けた日には冷や冷やしたけど結局最高の形で千秋楽を迎えて相星決戦なんてかなり痺れました。
速攻なら朝青龍。じっくりなら白鵬かな?と思っていたけど予想通りになったのは悔しかった。
お疲れ様です朝青龍。来場所も応援しています。

で。最近気がついたんですけど僕って結構アンチが多い選手のファンなことが多いんですよね。

朝青龍しかり、Kobe Bryantしかり。
なんでだろう。まぁ二人とも過去に素行に問題があったのでしょうがないかもしれないけど。
まぁ僕はどっちもそんなに悪いことをしたとは思えないんですけど。この時点で人とは少しずれてるのかもしれないですね。でも自分なりに反論はできるんで。

この二人の共通点はもの凄く負けず嫌いでカッとなりやすいというところかな?多分僕はこういう不細工な闘志を隠すことが出来ない人が大好きなんです。勝手に心に訴えかけられるんですよね、まじ痺れる。だから相撲やったら白鵬、NBAならDuncanとかは嫌いじゃないけど応援したいとは思わないんですよね。

日本人的考えだと、静かなる闘志みたいなものが結構受けるらしく、親も全く朝青龍を応援してくれませんでした。
僕はこれからもあの不細工な闘志を感じる限り朝青龍もKobeも応援し続けるでしょう。

それでは今から学校に行ってきます。

ユーザーエクスペリエンス~楽しいが一番~

どーも、最近ブログのサイドバーに僕の大好きなKobeのスライドショー流しているのでぜひ見てくださいね。
iPhoneショックっていう本を読んでるんですけど読んでて一つ感じたことを書きたいと思います。

とその前に皆さんユーザーエクスペリエンスって言葉知ってますか?

ユーザーエクスペリエンス:利用者が使用したときに、使いやすかったわかりやすかった(ユーザービリティ)を超えてそれ以上の体験、楽しかった、面白かった、心地よかった、といった それ以上の物を求めた新しい概念。

あ、ちなみに僕はこの言葉最近知りました。

最近ネットや雑誌なのでiphoneの魅力がたくさん語られてるんですけどこのiphoneの売れ行きが今すごいらしい。どれくらいすごいかというと、発売して74日で100万台を出荷したらしいです。ちなみにi-podは100万台出荷するまでに二年かかったみたい。
そして2008年中にはケータイで市場で1%のシェアを取ることが目標らしいです。

でもなんでこんなに売れるのかな?って思いません?それはきっとアップルのユーザーエクスペリエンスが素晴らしいからだと思うんです。(これは完全に僕の意見なんで間違ってるかもです)

皆アップルに対してどんなイメージを持ってる?たぶん一番多いのがお洒落・スマートとかじゃないかな?違ったらごめんね

スティーブジョブズのスピーチに興奮して、アップルストアに行ってウキウキして、iphone買ってわくわくして、箱開ける時にドキドキして、実際使ったらもうウハウハみたいな?しかも使用満足度がアンケートの結果9割以上らしいし。この素晴らしいユーザーエクスペリエンスの設計がこんなに「楽しい」を提供してくれるアップルってすごいね。またなんか出たら買いたいな。っていうスパイラルでコアな顧客を増やしていってがっちり掴んで離さないんじゃなかな。

これがビジネスの本質であって仕組みなのかなと感じました。(まだビジネスのことなんてなんも知らない学生のくせしてね)

実際僕もソニーのMP3持ってたのに最近i-podに乗り換えたし。
同じような機能を持った製品なのになんでなんだろう?って思ってたけどこれがきっとユーザーエクスペリエンスを求めてる結果なんだろうな。

にしてもスティーブジョブズってすごいな。マッキントッシュで初めて一般消費者向けにマウスっていうものを受け入れさせ。次にi-podっていう音楽業界を一変させるようなものを作り上げ、そして今回のiphoneだよ。

iphone欲しいなー。
Wiiも欲しいけど。

2008年1月24日

空から降るマッハ7の紙飛行機

夢を書いたテストの裏。紙飛行機作って明日に投げるよ~。
どーも。お久しぶりです。最近はテストだったりESだったりと結構忙しい日々を送っていましたが今日は小休止の日でした。本も結構読んでるんでうけど、outputするのが億劫で・・・wいつかします・・・
突然ですが、皆さん紙飛行機を飛ばしたことありますか?きっと大概の人はありますよね?

男の子にとったら紙飛行機をどこまで飛ばせるかっていうのは幼い頃は結構な権威だったりそうじゃなかったりしたんですけど、先日こんなニュースを見ました。

なんと
マッハ7の高速高温に耐える紙飛行機!!

なんと東大が宇宙の熱と衝撃に耐えられる紙の開発に挑んでいるんです。 
なぜこんな実験をしているかというと、大気圏突入時の高速高温に耐える構造を研究するのが目的らしいです。
でもこの紙飛行機、私たちのイメージする紙飛行機とは少し違うんです。まずなんとスペースシャトルの形をしているのです。これは普通の紙飛行機だと先端が鋭すぎて摩擦で燃えてしまうからだそうです。そして、特殊な紙材(バガス紙)を使用しておりその表面にガラス加工をして耐熱性を得ています。 実験では同キャンパスの風洞装置で宇宙からの帰還時に似た条件を作り出して、紙飛行機の耐熱性や強度を調べたそうなんですけど紙飛行機の機体は最大で約300度に達したにも関らず、燃えたり損傷することはなかったそうです!
今回の実験が成功したことによって、今年の秋にスペースシャトルが飛ぶときに一緒に紙飛行機を持って行き宇宙から地球に向かって投げるそうです!

東大の研究力もガラスの力もなにより発想力がすごい。実用化の方向としてはそのまま宇宙輸送船の素材としてだそうです。まさか紙飛行機にこんな可能性が秘められていたとはびっくりです。

そしてこのニュースにロマンを感じるのは僕だけでしょうか?
これまで不可能だったことを可能にする。それがもしかしたら今後世の中に必要とされるものに変貌するかも。僕も形は違えど夢があり、その夢を実現し、いつか世の中に必要なものやこと=僕にとったらHappiessの提供者になりたいと思わされました。













でもそんな勢いで落ちてくる紙飛行機が頭に直撃したらきっと死んじゃうよね?

2008年1月13日

ウェブ進化論

今月一発目のonputです。
今日は梅田望夫さんのウェブ進化論についてお話させていただきます。

現代人にとっていまや切っても切り離せないウェブのお話。
ネットの世界で何が起こり、そして何が起ころうとしているのかが非常にわかりやすく書かれていました。

ここから僕がもっともこの本の中で興奮した箇所について書きます。

まず今やハード・ソフトの両面で価格が低下してきており(これをチープ革命という)、次の十年でITに関する必要十分な機能のすべてを、誰もがほとんどコストを意識することなく手に入れる時代になるらしい。そうなることによってあらゆる人が情報の発信者になることが出来る。そして検索エンジン等の発達により、今ではネット上に無数に存在する「玉石混淆」な情報の中から「玉」を見つけ出すことはより容易になっている。これまではこの玉を見つけ出すことが出来なかったため、発信者に権威がない限り価値がなかった。しかし今は情報の発信者に権威は必要ではない。これによって「知」の世界の秩序の再編成が起こるのです。

筆者曰く、「これから直面する難題を創造的に解決する力は、オプティミズムを前提とした試行錯誤以外からは生まれ得ないと信ずるからである」。ここまで言い切るのはすごい。
そしてこの本を読むと本当にそうなのかな?って思わせてくれる。思わぬ自己啓発本にもなった。

もっといっぱい書きたいけどあほなゆえにまとめきれないという現象に陥ってるのでここまで。
ちなみにちょろっと紹介するとほかにもgoogle、ブログ、ロングテール、web2.0、アマゾンなど私たちが常日頃から耳にするけどよく分かってないことについても詳しく触れられていてもの凄く勉強になった。

特にGoogleがどんなにすごいかをちゃんと分からせてくれて、改めてあー、僕の先輩ってそんなすごいとこで働くんだ。と末恐ろしく感じた昼下がりでした。