2008年1月13日

ウェブ進化論

今月一発目のonputです。
今日は梅田望夫さんのウェブ進化論についてお話させていただきます。

現代人にとっていまや切っても切り離せないウェブのお話。
ネットの世界で何が起こり、そして何が起ころうとしているのかが非常にわかりやすく書かれていました。

ここから僕がもっともこの本の中で興奮した箇所について書きます。

まず今やハード・ソフトの両面で価格が低下してきており(これをチープ革命という)、次の十年でITに関する必要十分な機能のすべてを、誰もがほとんどコストを意識することなく手に入れる時代になるらしい。そうなることによってあらゆる人が情報の発信者になることが出来る。そして検索エンジン等の発達により、今ではネット上に無数に存在する「玉石混淆」な情報の中から「玉」を見つけ出すことはより容易になっている。これまではこの玉を見つけ出すことが出来なかったため、発信者に権威がない限り価値がなかった。しかし今は情報の発信者に権威は必要ではない。これによって「知」の世界の秩序の再編成が起こるのです。

筆者曰く、「これから直面する難題を創造的に解決する力は、オプティミズムを前提とした試行錯誤以外からは生まれ得ないと信ずるからである」。ここまで言い切るのはすごい。
そしてこの本を読むと本当にそうなのかな?って思わせてくれる。思わぬ自己啓発本にもなった。

もっといっぱい書きたいけどあほなゆえにまとめきれないという現象に陥ってるのでここまで。
ちなみにちょろっと紹介するとほかにもgoogle、ブログ、ロングテール、web2.0、アマゾンなど私たちが常日頃から耳にするけどよく分かってないことについても詳しく触れられていてもの凄く勉強になった。

特にGoogleがどんなにすごいかをちゃんと分からせてくれて、改めてあー、僕の先輩ってそんなすごいとこで働くんだ。と末恐ろしく感じた昼下がりでした。

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