どうも、こんばんは。
さっきまでRookiesというドラマを見ていました。
いいですねぇ。感動します。
それはヤンキーから更正して立派に野球に取り組む高校生の姿にではなく
野球に取り組む高校生の姿に対してです。(実際は高校生じゃないけどねw)
スポ根が好きなんです。
甲子園なんて号泣して見てます。(ちなみに僕は野球は全くできませんが)
目が潤みます。
さて、僕がどうして、ヤンキーから更正して立派に野球に取り組む高校生の姿にではなく
野球に取り組む高校生の姿に対して感動した。と回りくどい言い方をしたかというとですね。
世の中なんか間違ってると思うからです。
テレビなどでよく以下のような話があると思うんだけど
僕は教師ですけどもともとヤンキーでした。
昔罪を犯しましたが、今は立派に更正し、世のため人のため頑張っています。
まぁ適当に作ったので実際に上記にあるものが実在したかどうかはどうでも良いんです。
要はそんな感じのことがあればね。
そういう番組ではよく、更正するまでにどんなに苦労したか、そしてその後はどんな立派になったか、
最後には泣き落としのような演出を出すものまで。
確かに苦労して更正したかもしれない。
確かに今は立派になっているのかもしれない。
そこは否定しないし、別にその人が悪いとは言わない。
むしろ何もしてないただの学生の分際では何の文句も言えないので。
でも、世の中には、小さい頃から教育に興味があり、人の道を外れることなく一生懸命勉強し、教師となっている人も沢山いる。
ヤンキー先生が教師になる為に勉強したことは、まじめに教師になった人達となんら変わらない。
違うのは以前ヤンキーだったか、ずっと真面目だったのかってこと。
ところがメディアが取り上げるのはそういう真面目な人達ではなく
話題性のある、ヤンキー先生なんだよね。
そしてそのヤンキー先生は瞬く間に時の人となり、
本を出しては儲かり、テレビに出ては金を貰い、
人気の先生として名が売れる。
司会者は目に涙を浮かべながらこうほざく。
「あー。○○さんは本当に頑張ってここまで立派になって今や先生をなさってるんですね。感動です。これからも頑張ってください」
視聴者はこう呟く
「こんな人がもっと増えたらいいのに」
世の中悪いことした者勝ちかってね。
なんか違うよなー。
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