2008年7月15日

スティーブ・ジョブズに学ぶプレゼンテーション

どうも

以前のエントリーで僕は何かを表現したりすることが好きって書いたんだけど
それに絶対に欠かすことが出来なくなってくるのがプレゼンテーション能力。

これは就職活動においても、ビジネスの世界で生きていくにおいても、
もっといえば普段の生活の中でも必要とされるものだと思うんだ。

素晴らしいプレゼンテーションを披露できる人間は素晴らしい人生を送ることができるでしょう。

僕の所属しているGreeneゼミは一応プレゼンテーションに力を入れてるゼミであって、
周りの人からはプレゼンできるとかすごいねえって言われたりします。

でも自分の中ではまだ一回もこれで完璧や!
って思えるプレゼンなんて出来たことないし、これからも恐らくないでしょう。
(実際ゼミの中でも僕のプレゼンのレベルはそんなに高くないと思う)

それぐらい難しいものだし、シチュエーションが違えば
前に上手く行ったからって上手くいくようなもんでもない。

しかし、このプレゼンテーションの力をいかんなく発揮し、
世の中を熱狂させることのできる人間がいるのも確かである。

その中の一人がスティーブ・ジョブズである。
今日はこのジョブズ氏のプレゼンのエッセンスを
紹介いたします。

結構有名なのでもう知ってる人も大勢いるかもですが。。。

あ、ちなみに僕のゼミの教授であるRichard Greene先生も
プレゼンにおいてはすごいものがある。(らしい)
彼のエッセンスもまた紹介します。

では始めにジョブズさんがどのような人物かをさらっとおさらいします。

彼はアメリカ合衆国の企業家。
スティーブ・ウォズニアック、マイク・マークラらと共に、
商用パーソナルコンピュータで世界で初めて成功を収めたアップル社の共同設立者の一人。
また、そのカリスマ性の高さから、発言や行動が常に注目を集め続ける人物である。 

詳しく知りたい方はこちらもしくはスティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)でお願いします。

何はともあれ“現実湾曲空間”とも揶揄される彼のプレゼンテーションがなければ、
今のアップルの好況はなかったかもしれない。 
と言われる程彼のプレゼンテーション能力は素晴らしいのです。

以下は彼のプレゼンテーションの特徴である。

1. テーマを明確に示す
[例えば、『MacBook Air』の初公開では「きょうは空気に何かがある」、
昨年のプレゼンでは「きょう、Appleは写真を再発明する」など
プレゼンの頭で提示し、プレゼン中も何回かテーマに戻る。]
2. 情熱を見せる
3. プレゼンの概略を示す
[「今日は4つの事柄について話したい」など、全体の構成を簡単に前置きする]
4. 数字に意味を持たせる。
[「iPhoneがこれまで400万台売れた」と言うだけでなく、
「1日平均2万台売れていることになる」と付け加える]
5. 忘れられない瞬間を演出する
6. 視覚に訴えるスライドを用意する
7. 1つのショーとして見せる
8. 小さなミスやトラブルに動じない
9. 機能ではなくメリットを売り込む
10. 繰り返しリハーサルをする
[ジョブズはプレゼン前に何時間も練習していて、映像などとのマッチングも完璧にする]

どれも真似して欲しいけど一番注目すべき点は
10.の繰り返しリハーサルだと思う。

ジョブズのようなカリスマでさえ準備は怠らない。
徹底的な準備なしに素晴らしいプレゼンテーションを
披露することはありえないってことですな。


これはiphone発表時のプレゼンの一部です。


オーディエンスがついジョブズに注目してしまう状態は、
彼がカリスマだからというよりもむしろ
そのような状態にする為にジョブズが
準備をし、それを実行したように思えませんか?

極端に文字の少ないスライド
あえてスライドに書かずジョブズの口から伝えられる商品の情報
新しいトピックに移る際に常にスライドより一歩先に話し始める手法

すべてがジョブズを魅力的に見せ、
彼の口からアナウンスされる商品もより魅力的に見せるためのテクニックなのだ。

さらに彼は、話し方だけでなく話すトーンの使い分けもうまい。

ある時は獣のように荒々しく、ある時は情熱的に、はたまたクールになってみたりと
見てる者を飽きさせない。

褒めすぎだろうと思う人もいるかもしれないけど
これを自分がやろうと思ったら並大抵じゃできない。

これを可能にするのはやはり徹底的な準備なのだ。

次にプレゼンをする際には上の10カ条や動画を参考にしてみてはどうでしょう。

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