2008年7月13日

Interest is your history

久々にわが師(和菓子ではない)Greene先生の教えについてのエントリ。

その前にひとつ質問です。

「あなたの好きなこと興味は何ですか?」

先を読む前に少しこの質問について考えてみてください。






「よく私は○○に興味があります。」

と人は良く言う。
もちろん僕もよく言う。
きっとこれを見ているあなたも言ったことがあるでしょう。

今日はそんな興味についてのエントリです。

みんな興味という言葉を簡単に使っているけど社会的に見ると
この興味という言葉は普段使ってるそれと全く違う言葉になります。

ちなみに就職活動においても、この社会的に見た興味というものを
よく聞かれるので、もうすぐ就職活動を始める三回生などは見て
損のないエントリになるはず。

では社会的に見た興味とは一体どういう意味なのか。

それは

興味=好きではなく、興味=歴史であるということ。

僕たちは良く自分が好きなことを興味というがそれは社会的に見ると間違いなのだ。

上でも述べてるように、興味とはあなたが今までしてきたことの歴史なのである。

わが師Greene先生はこう言う。

"Only Research shows your interest."

つまり、好きなことでもそれについて何もしていないのなら
それは興味ではないということ。
それはただのアイディアにすぎない。
何かして、それを積み重ねて初めて興味となる。

例えば、あなたがアートに興味があるとして
デザイン系の職に就くために面接を受けていたとしよう。

面接官はきっと聞くでしょう。
「どうして弊社に興味を持ったのですか」と。
あなたはその質問に対してアートに興味があり、自分でいろいろなことをデザインをして
世の中に広めていきたいなどと言う。

別にこの言い分にはなんら問題はない。
それを証明できるのならね。

その証明に一番効果的なのが歴史なのですね。
要するにあなたはアートに興味があって今までそのために
何をしてきたのかっていうこと。
デザインを今まで100ほどしてきましたという人と
デザインは死ぬほど好きだがしたことはない。
っていう人がいたら僕たちから見ても評価は歴然だよね。
そして人々はそこを評価する。

アートが好きで、デザインをしたいと考えている人間なんて星の数ほどいるっていうこと。

そんなの当たり前やん!って思うかもしれないけど
じゃあ自分が持っている興味って何だろうと考えたら
黙り込んでしまう人も多いのではないでしょうか。

社会では好きは評価されません。

改めて聞きます。

あなたの興味は何ですか?

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