2009年1月2日

考える力

当り前のように毎日を過ごしている僕がいる。
色々なことを当たり前だと決めつけて受け入れている僕がいる。

要するに考える力が欠落しているんだろうなと思うんです。
なぜ?どうして?と考えることができなくなってる。

ヤヴァイ。

例えばエコロジーとか。
日本人はエコについてすごく敏感ですよね。
何かあったらエコロジー、エコロジー。
企業はこれを巧みに利用して僕たちからお金を搾取している。

この前テレビでやっていたんだけど、良い例なのがエコバッグ。
あれは環境問題を改善するためという建前の元、スーパー側が無償で出していた
ビニール袋の出費を抑え、逆にエコバッグを買わすことで儲けを出そうとした為に生れたもの。
実際にあのエコバッグは数十億円の利益を出したらしい。
それだけならまだしもエコバッグを買って実際に環境問題に貢献したとなればいいが、残念なことに
エコバッグの方がビニール袋よりも環境に悪いらしい。

企業のCSRだってきっとそう。
企業側は環境なんて正直どうでもいいんだよ。(と僕は勝手に思ってる)
だってCSRなんかに金を使うよりももっと利益につながることの為に金を回したいんだ。
ではどうしてCSRなんていう偽善事業が存在するのか。
それはCSRをすることによって利益が上がるからなんだ。

要するに消費者の関心がエコロジーにあるから企業側は仕方がなくやっているにすぎない。
CSRやエコに力を入れていない企業は評価されないという風潮が世の中に出来上がってしまったからね。
だから消費者の関心がエコから遠ざかり何か別のモノに移ったら、一番最初にCSRなんていうものはなくなるんじゃないかな?

しかし別に僕はスーパーがエコバッグと謳った環境に悪い利益目的のカバンを出そうと、
CSRなんていう偽善事業をしていたとしても、それを非難したりするつもりはない。

結局愚かなのは、情報に踊らされている僕たちなのであって、彼らはそれを上手く利用しているだけ。
僕たちは一方的な情報を鵜呑みにせず、なぜ?どうして?という気持ちを持って生きることができるようにならなければいけない。
そうしなければいつまでも権力を持った人間のマリオネットのように生きて行かなければならなくなるんだから。
あるいは気付かずにマリオネットのままで暮らしている方が幸せかもしれないが。。。


1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

エコブームと環境ビジネスについて

私はエコとかエコバックとか
CSRとしての環境対策とかって

新しい環境市場を構築するための序章にすぎないと思ってて

環境市場とはすなわち
あたらしい消費市場だと思うのさ

こんだけ成熟した日本国内の市場は
これ以上の成長を難しいとされてて
だからといって世界に市場を広げても
色んな要因で消費市場を作るまでに
インフラ整備とかかなり時間がかかる

なら空気や水といった資源を
経済システムに組み込んでしまおうと

新しいお金を動かすシステム

なぜ動かさないといけないのか?

資本主義社会だから

経済システムによって
社会主義構造のよいところを構築する
そんな動きがでてきてるんじゃないかなー
そうであってほしいなー