2008年12月26日

赤いクリップ~Webの力~












2005年7月12日、Kyle MacDonaldという男がネット上で宣言した。
この赤いクリップを家にすると。

結論から言うと彼はこの赤いクリップを見事家に変えてみせた。
その方法の斬新さには驚きが隠せません。

彼はこの赤いクリップより少しでも価値があるものと物々交換をしたいとネット上で発言し、
見事14回の物々交換の末、わずか一年間で家にしてしまった。


始まりはこの赤いクリップ

それが魚のペンになりました

謎の物体に…陶磁器製のドアノブらしい

キャンプ用のストーブに

発電機に

バドワイザーの看板と樽…?どうやらこの樽にビールを補充する権利らしい。パーティーセットということらしい。

これは…スノーモービルか

カナディアンロッキーにある小さな村、Yahkへの旅行の権利

今度は自動車になった。白くて四角いバンですね。中古車らしい。

レコード契約の書類になりました…

それが1年間、家賃なしでこの家に住む権利に

ロックスターであるアリス・クーパーの半日分のスケジュール権利…もうわけがわからない。半日一緒にいられる権利と思えばいいらしい。

KISSのスノーグローブ…雪みたいなのが中でくるくる舞うアレ

映画の役になる権利、台詞付き

そして、ついに家へ…

逞しすぎる。
彼はサイトを通じて交換のレポートや写真、動画などを掲載。
注目されるにつれ、最終目的である家の交換に向けて後押しするネットの潮流があったみたい。
(家の交換もその自治体のプロモーション的意味合いがあった)
家をゲットした彼は一日名誉町長に任命され、生涯名誉町民の称号までもらいそこで彼女と暮らしているらしい。

しかし彼が10年前に同じ事を試みていたらおそらく成功しなかったんじゃないかな。
斬新な(というより原点回帰か?)考えにWebというツールが化学反応を起こしたんだ。

Webは未知の可能性を秘めた宝箱のようなもの。
地球の裏側まで一瞬で飛んで行ける。
僕たちのアイディアに無限の可能性を与えてくれるものなんだ。

僕がIT業界に興味を持ったのもそれが一つの理由。
無限の可能性を持ったものに携わっていきたい。
その可能性を提供できる側に立ってみたい。


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